第3回日本ワイン検定

11月24日に日本ワイン検定二級を受けてきました。

今のところ当店にはほとんど国産ワインは置いておりません。その理由は今までにブログでも少し触れてきました。一番の理由は、「ワイン」という基準に達しないものがある、と言うことです。たとえば「水」を加えてもいいし、海外のブドウを使っても日本で作れば「国産」ワインになる、というのは、美味いマズいを通り越して、情けないとしか言えません。別にブドウを輸入することが悪いことではありません。でも、ワインの品質はブドウの品質に90%かかっています。そのブドウを輸入して「国産」とはチョットおかしいと思うのは自然でしょう。

 

ですが、一方で品質の良い日本ワインもあります。実際飲みました。価格も輸入モノの同クラスと勝負になるようなものです。ここまでに「国産」ワインと「日本」ワインと書き分けているのにお気づきでしょうか。「日本」ワインという表記は法律等で規定されてはいませんが、「日本」のブドウで作ったワインと一般的に理解されているようですし、ここではそのように区別しています。

 

前置きが長くなりました。肝心のテストですが、うーむ、合否は微妙なところです。思っていたよりも難しかったですね。50歳を数年前に越した脳みそはカチコチです。

 

デギュスタシオンは甲州とマスカット・ベーリーAで決まりだとタカをくくっていましたが、メルローでした。試験後にワインボトルが置かれている場所では、エー!とかいう声が出てましたね。透明度が高かったのでヨーロッパ品種には結びつかずに間違えた未熟者です。

 

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