クローズアップ現代 “ぱみゅぱみゅ” “じぇじぇじぇ” 「オノマトペ」大増殖の謎~を見ました。
オノマトペは豊かな情報量を伝えられる、という内容でした。これって、ワインの味わいを伝えるのに便利かも、と思っちゃいました。そこで、『言葉にして伝える技術――ソムリエの表現力』 田崎真也
(著)を見直したところ、「プリプリ」とか「じゅわっ」というオノマトペが出てました。でも、それだけではいけないとのこと。主に触感を表現しているので、味わいは表されていない、と。確かにそうですね。
番組では陸上コーチが複雑な理論をあらかじめ選手に伝えておいて、それから感覚的に選手に理解させるためにオノマトペを使うと、共通理解があるので効果的と語っていました。じゃあ、ソムリエさん同士ではある程度、共通理解があるはずなので、将来の会話は「このムルソーは、まもまもですよ」「このモーゼルは、しゅんまりしてます」とか、なったりして。
冗談はさておき、一般消費者の方への説明でオノマトペは便利かもしれないとの感想を持ちました。田崎さんの著書の指摘はあるんですが、味わいもカバーできるオノマトペもあるんじゃないかと。ただし、オノマトペの豊かな日本人限定かもしれませんね。