

いよいよボジョレーヌーボー解禁です。
今年は不作という報道が流れていました。私はかえって好奇心が沸いてしまいます。天邪鬼なのでしょうか?
よく読むと、「今年は夏場の温度が低く収量が少ないが、品質は例年どおりに良い」と言われていますが、ちょっと心配。
当店で中心になるボジョレーヌーボーはピエール・ポネルの扱いです。
飲む前には、「しっかりとしたネゴシアンだから、バラツキは少ないのでは。悪いとすれば、アルコールのボディがあってもその他の要素が少ない、あるいは未熟な果実のニュアンスが出ている」と予想をします。
と、ここまで14日(木曜)に書きました。
……
はい、飲みました。
色は、若干明るい。
香りは、良く立つ。イチゴの印象が強い。
味は、やはりイチゴの印象が強い。キャラメル、ジャムの印象は感じない。青い草、茎などは感じられない。
アルコールのボディは良し。
と、私のティスティングコメント。
当店は、このピエール・ポネルの予約販売を1450円で承りましたが、十分ありですね。イチゴ以外の要素ももっとあれば、とも思いますが、それが今年の特徴なのでしょう。その他の要素もヴィエイユ・ヴィーニュならもっと凝縮感が出てくるでしょうね。
ボルドーのようなピシっとノリの効いたシャツを着たビジネスマン、ブルゴーニュのような繊細な芸術家とはまた違って、幼なじみにあうような感じにさせてくれるワインだと思います。