家族の誕生日

今日は家族の誕生日でした。ちょっぴりごちそうです。
バジリコのスパゲッティ、サーモン、ホタテ、豚肉。イタリアの赤にするか。
ファルネーゼのモンテプルチアーノ ダブルッツォ 2009 ハーフ。

(ちなみになぜか750mlと375mlではエチケットが全然違います。リンク先は750mlです。)

 

 

色はガーネットとも濃いルビーとも言えそう。フチの色も濃く、若さを示しています。
香りはカシス、イチゴジャム。
飲んでみると、タンニンも酸味も程良い具合。果実味を楽しめるワインです。

サーモンにつける醤油にちょっとワインを混ぜて食べても良し。調子に乗って醤油なしでワインをかけたらどうだ?
あー、さすがにちょっときついかな。赤ワインのほうがぐっと表面に出ちゃいますね。

30分ぐらい経つと、開いて来ましたよ。香りもそうですが、味わいの方に広がりと甘みを感じるようになって来ました。

「甘い赤ワインはありませんか?」と時々尋ねられることがあります。基本的に赤ワインは糖分を全部アルコールにしてしまうので甘いのはほとんどありません。もちろん例外もあって、発酵途中でアルコールを加えるなどして糖分を確保する作り方があります。私は甘い赤ワインを探しておられる方には、残糖があるドイツの赤を最初に提案しています。糖があるのではっきりと甘みがわかります。

でも、過去に飲まれた赤ワインで甘さを感じられたものをイメージされている場合は、少し話が違ってきます。先にも言ったように甘い赤ワインというのは珍しいものなので、糖分の無い赤ワインで甘く「感じた」ものを指している可能性がありますから。

その場合、このファルネーゼの赤も候補に挙がってくるワインです。750ml(1360円)と375ml(890円)があるのもうれしいところ。

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