2016年

11月

29日

テイスティングセミナー

 ブログもかなり間が空いてしまいました。
 いつものごとく、お祭りイベントに出店したり、試飲会に出かけたり、セミナーで勉強などしておりました。そのセミナーのなかでもテイスティングに特化したものがあります。 日本代表の石田ソムリエが講師の「技術研究部主催 J.S.A.テイスティングセミナー」に参加したところ、衝撃を受けました。
 一つ一つの事柄は今までに読み聞きしていたことなのですが、自分にとってそれは上辺だけで、身についていないと反省しきりです。ワインの仕事でテイスティングは全てではありませんが、華があることは皆さんお思いのことでしょう。
 外観、香り、味わいからそのワインの本質を探る。銘柄あてやブドウ品種当てではなく、そのワインの本質、生産者の意図を知るというのは面白いものです。 スポーツなどでも観客として見ているのも面白いでしょうが、ルールを知っていればプレイの意味がわかる、プレイ経験があれば選手の心理状態までわかるような感じです。

 先日は技研主催ではなく、東海支部のテイスティングセミナーにも行ってきました。なんと、参加者200名越え! プロジェクターが左右に2つ! こんなセミナー見たことがありません。
 みなさん、やはり興味津々なのでしょうね。

 今度の日曜日は当店での試飲会です。関心がある方はお越しいただいてお話しでもできれば、と思っております。

2016年

3月

14日

リースリング古酒

みなさん、このグラスのワインは何だとお思いになるでしょうか?

 

どう見たって赤ワインっぽいですが、これがなんとリースリングなんです! 1989年ラウエンターラーバイケンのトロッケンベーレンアウスレーゼ(TBA)です。

三重ドイツワインケナー会長・小泉さんの秘蔵ワインを飲ましていただきました。

 

赤ワインっぽいですが、フチの色が赤にしては違和感があります。

ちなみに、3番目の写真はヘレンベルガーさんのリースリングのTBAです。これだって白ワインとは思えない色の濃さです。

この写真は2015年に撮ったもので、ヴィンテージが2013年です。

 

 

ワインは年を経ると赤ワインは白ワインのように、白ワインは赤ワインのようになると聞いたことがありますが、この1989年のバイケンほど濃いのは、私は見たことありません。

 

飲んでみたところの感想は、「魔女」ですね。世間では「微魔女」という、高齢なのに若く見える女性をこういうそうですが、このワインには枯れたところを感じませんでした。

酸ももちろんしっかりしていますし、豊かな味わいがあります。ワイン会の最後に出たので、私が見落としたのだと思われるかもしれませんが、84のエゴン・シャルツEisでは枯れ味が出てきたのがわかりました。(エゴンももちろん美味しいです。枯れたワインではありません。熟成による枯れ味も追加されて、複雑味を増したと思ってください)

このバイケンは、本当に元気で、枯れ味も出てきてもおかしくないほどの年数を経ているのですが、今思えば枯れ味を完全に溶かして統合してしまっていたのかもしれません。

 

昔、お客様に「リースリングのTBA」依頼されてバイケンの2003年TBAのハーフを探したことがあります。その写真を後からお客様からみせていただき、「すごく茶色くてびっくりした」とお聞きしたことを思い出しました。

今回の89バイケンTBAは、それをはるかに上まわっています

 

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2016年

3月

10日

教本が届きました

 先日届いた2016年度版日本ソムリエ協会 教本を少しづつ読んでいます。
昨年度版は購入しなかったので2014年との比較になりますが、一目見ると2色刷りになっているので、ちょっと読みやすくなってます。

 

 それと日本ワインへの「愛」というのでしょうか、「叱咤激励」というのでしょうか、熱を感じてしまいます。イタリアのところは、ほとんどあの本みたいですね。この本も教本も持っていなかったら、教本はワイン辞典としてお買い得だと思います。 教本は、毎年少しづつ更新されていくので、最新情報がまとまって手に入るのはいいのですが、ちょっと値が張るのが玉に瑕。

 

 ワインを仕入れるのに、ワインの評価を自分で下さなくてはいけません。知識でカバーできる部分は知識で済ませたいと考えています。そして知識では対処できない部分、感性の領域というのでしょうか、そこに意識を集中させるために勉強は必要だと思います。

たぶんワインに限らず、本来、勉強というのはこのようなものでしょう。

野球の素振りでも、本番でひじのたたみ具合なんか考えてる暇ないですよね。目の前に向かってくるボールに集中するのに忙しくて。内角に来たら体が勝手に反応してくれる、というのが理想的なはず。

 

 私の場合、そんなレベルにワインの知識が到達するのはまだまだ先の話です。

 

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